FBSは海外FX業者として2009年から運営されています。
日本向けのサービスを導入したのが2016年ですから、海外FX業者の中では新しい業者です。
その特徴は豪華なボーナスと最大レバレッジ3000倍という超ハイレバ。
今回は「FBSでFXを始めたいけど、どんな業者?」とお悩みの方へ、FBSの特徴やメリット・デメリット、豪華ボーナスや出金拒否について詳しく解説します。
FBSはどんな海外FX業者?特徴をチェック
まずはFBSの特徴から解説していきます。
1・口座開設ボーナス・入金ボーナスが豪華
FBSは新規で口座を開設するだけで100ドルのボーナスがもらえます。
なんと資金を入金せずにFXトレードが可能なのですから驚きますよね。
口座開設時に『Trade100Bonus』を選択することで100ドルが口座に反映された状態で取引が開始できます。
またFBSは入金100%ボーナスも常時開催中。ただし、これらのボーナスには落とし穴もあるので後述します。
2・取引量に応じてキャッシュバックあり
FBSはキャッシュバックプログラムも常時開催中。
キャッシュバックプログラムでは、トレードのたびに現金が受取れます。ただし、キャッシュバックとして受け取ることができる内容は口座タイプや銘柄ごとに異なっているので注意が必要。キャッシュバックの上限は月570ドルまでですが、現金なので取引に使えますし、なんと出金することも可能!
ただしキャッシュバックの対象となるには損益が5.9pips以上ある取引のみとなります。
3・口座のタイプは全部で5つ!自分に合った口座が選べる
FBSには先ほど紹介した『Trade 100 Bonus』の口座の他に5つの口座があり、自分に合った口座が選べます。
セント口座 | マイクロ口座 | スタンダード口座 | ゼロスプレッド口座 | ECN口座 | |
---|---|---|---|---|---|
初回最低入金額 | 1ドル | 5ドル | 100ドル | 500ドル | 1000ドル |
取引手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 20ドルから/lot | 6ドル(往復 12ドル/lot) |
最大レバレッジ | 1000倍 | 3000倍 | 3000倍 | 3000倍 | 500倍 |
最大ポジション数 | 200 | 200 | 200 | 200 | 無制限 |
スプレッド | 1pipsから 変動スプレッド | 3pipsから 固定スプレッド | 0.5pipsから 変動スプレッド | 0pips 固定スプレッド | 0.1pipsから 変動スプレッド |
1ロット通貨量 | 1000通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 |
注文方式 | STP方式 | STP方式 | STP方式 | STP方式 | ECN方式 |
メリット | ・最低入金額が 低い ・取引通貨量や 最小取引単位が低くトレードテストにオススメ | ・最低入金額が低い ・3000倍のレバレッジを利用可能 | ・スプレッドが狭い ・3000倍のレバレッジを利用可能 ・入金ボーナスが利用できる | ・スプレッドが 固定なので変動に強い ・レバレッ3000倍で取引が可能 | ・スプレッドが狭い ・スプレッドが 広がりにくい ・スリッページやリクオートが発生にしにくい |
デメリット | ・最大レバレッジは1000倍 ・スプレッドが広め ・利益を出しにくい | ・スプレッドがスタンダード口座よりも広いので取引コストが高くなる | ・初回入金額が100ドルとやや高め | ・最低入金額が500ドルとやや高め ・取引手数料が高い ・トルコリラ、メキシコペソなど取引できない通貨もある | ・初回入金額が1,000ドルと高い ・最大レバレッジ500倍 ・取引手数料が高い |
これら5つの他に、前述したTrade100Bonus口座があります。
FBSが気になっている場合、まずはこの口座を開設してトレードの間隔を試してみる事をおすすめします。
ECN方式とは・・・業者を介さず、直接インターバンク市場に流れる取引ができる注文方式のこと。
外付けでの手数料が発生するのがデメリットですが、その分スプレッドの領域が狭くなり、板情報を確認できるのでトレンドの予想がたてやすいといったメリットもあります。
STP取引とは・・・ECN方式の逆です。FX業者がユーザーの注文を一旦決済します。ユーザー側に不利益になる点はなく、約定力が高いのがメリットです。
4・最大レバレッジが3000倍
FBSのレバレッジは最大3000倍と海外FX業者の中でもトップクラスです。GEMFOREXにレバレッジ5000倍口座ができるまでは、それこそハイレバと言えばFBSでした。2番手とはいえ、3000倍はかなり高いレバレッジです。ハイレバ取引を楽しみたいというユーザーはぜひチェックしておきたいポイントでしょう。
5・NDD方式のため取引制限がない
FBSはNDD方式を採用しています。NDD方式はユーザーとFX業者の利益が相反することがないため、透明性の高い取引と言われています。NDD方式での業者側の利益は、ユーザーが取引することで発生するスプレッド報酬のみになります。基本的に取引制限がないのがポイント!ストップ狩りやレートずらし、不利約定なども起こりにくくユーザーに有利な取引環境と言えるでしょう。
6・MT4やMT5に対応、VPSサーバーも無料で使用可能
日本人ユーザーにも人気の高いMT4、MT5に対応しているのもFBSの特徴。
自動売買取引を行ううえで欠かせないVPSサーバーも、一定の条件を満たせば無料で使えるのでチェックしておきたいですね。条件は以下の通りです。
・1ヵ月目…トータル入金額が450ドル以上
・2か月目以降…前月までに3lot以上の取引
条件を満たせなかった場合でも、月額33ドルで利用できるので安心してください。
7・コピートレード(PAMM)が利用可能
FBSでは運用がうまくいっている人と全く同じトレードをしてくれるコピートレードに対応しています。
ストラテジープロバイダーというトレーダーのリストから過去のトレードの実績を見て、自分が気に入った人を選択するとその人と全く同じトレードが自分の口座でリアルタイムに行われます。
コピートレードを取り入れている海外FX業者は、利益の20~30%を手数料に設定している所が多い中、FBSは手数料の5%のみ。手数料が圧倒的に安いのが特徴です。
ただしコピートレードは実際のトレードの中身が見えないので、増えることもありますが、資産が減るリスクもあるので注意が必要です。
8・仮想通貨や株式も取引可能
FBSは一般企業の株式や仮想通貨の取引も可能です。
株式では「Amazon」「APPLE」「Google」「Facebook」を取り扱っており、仮想通貨も「ビットコイン」や「DASH」など主要どころをしっかりと抑えています。
FX通貨と同じ口座で取引ができるので、トレードになれたら仮想通貨や株式取引にチャレンジしてみてもいいでしょう。
FBSを利用する4つのメリット
ここまでFBSの特徴を紹介してきましたが、次はFBSを利用するメリットを解説します。
1・レバレッジが3000倍と高い
レバレッジが高いのが海外FX業者の魅力ですが、FBSは3000倍とかなりのハイレバとなっています。
もちろんそれだけ資金を損失してしまうリスクもありますが、後述するロスカット水準20%とゼロカットシステムで大胆に取引をすることが可能です。
2・ロスカット水準20%とゼロカットシステム
ロスカット水準20%は、XMなどの海外FX業者の主要どころと同水準です。
ロスカット水準が低いので、ポジションを長く持つことができ、利益を狙いやすくなります。
3・bitwalletでの出金が可能
FBSはbitwalletでの入出金ができます。
海外FX業者の中でもbitwalletに対応している業者はありますが、入金額以上の出金ができない場合が多いです。
しかし、FBSはFXのトレードで得た利益分をしっかり出金することが可能です。出金手数料の高い海外FXにおいて、bitwalletを利用すれば手数料を削減できてかなりお得になります。
4・コピートレードが利用可能
海外FX初心者の中には、自分自身でのトレードに自信がないという方も多いですよね。
FBSはストラテジートレーダーという運用のプロから、自分の気に入った人を選んで同じトレードをするコピートレードが利用可能です。
ただし、運用実績を見て選べるとはいえ、運用のプロでも失敗はつきものです。選んだトレーダーによっては損失をうむリスクもあるので注意が必要です。もちろん自分自身でトレードしていても損失をうむ可能性はあります。その点成功している実績のあるプロから選ぶことができるコピートレードは、資産が増える可能性が高いと言えるかもしれません。自分は何もせずに口座残高が増えたら嬉しいですね。
FBSの3つのデメリット
FBSのメリットについて説明しましたが、デメリットもあるので説明していきます。
1・スキャルピングには不利
FBSに関しては、スプレッドが総じて広いです。
ドル円でも2.0pips、比較的スプレッドの狭いユーロドルでも1.1pipsですから、取引コストが高いのがネックと言えるでしょう。そのためスキャルピングがメインのトレードスタイルの方には不向きです。一方で取引回数の少ないスイングトレードの方にはおすすめです。
2・日本語対応が不十分
FBSの公式サイトを見てみると、日本語対応が不十分な事が伺えます。
おかしな日本語も多いですし、サポートも日本語翻訳ソフトのような文章による対応です。ただし対応自体は丁寧なので、完璧な日本語対応を求めないという方にはあまり気にしなくていいでしょう。
3・約定が滑るとのクチコミがあり
FBSの最大のデメリットですが、約定までに時間がかかります。
ネットやTwitterなどの口コミでも「注文を出してから2秒くらい、遅いと8秒くらい時間がかかる」という書き込みが見受けられます。約定力が遅いので、前述したようにスキャルピングには不向きです。値動きが激しい時間帯のトレードにも注意が必要です。
FBSのボーナスに潜む意外なリスクに注意しよう
FBSの特徴でボーナスやキャンペーンが豪華であると解説しました。
1・口座開設するだけで100ドルもらえるボーナス
2・入金額の100%がもられるボーナス
3・キャッシュバックボーナス
など、ボーナスやキャンペーンが豪華です。
海外FX初心者の方だと「ボーナスを元に300倍のハイレバで大きく増やしたい」と考える方も多いかと思います。
ですが、これらのボーナスを出金するには落とし穴があるので注意が必要です。
1・口座開設で100ドルがもらえるボーナス
ボーナスを出金する条件としては以下の6つです。
1・FBSの口座を新規開設する際に、「Trade 100 Bonus MT5」を選択する
2・ボーナスの期限は30日間
3・注文量は0.01ロットまで
4・引き出し可能な金額は100ドル
5・同時に開けるポジションは最大5つ
6・30日以内に5ロット以上の取引
1回0.01lotという少ない単位で、30日以内に合計5ロット取引する必要があるので、クリアするのは難しいといえます。
むしろボーナスは絶対出金させないという意気込みすら感じますね。
海外FX初心者は条件が達成できず出金不可能になる可能性が高いかと思います。
ただし100ドルもらえるのは事実ですので、海外FXのお試しとしてトレードするぶんにはおすすめです。
2・100%入金ボーナスについて
100%入金ボーナスを獲得するには以下の条件が必要です。
1・対象口座は「スタンダード」「セント」「マイクロ」「ゼロスプレッド」口座のみ
2・会員ページから申請する必要がある
3・ボーナスを受け取るにはMT4口座のみ
4・ボーナスを受け取ると最大レバレッジは500倍規制が入る
5・口座残高がボーナスの30%以下になるとボーナスが消失する
6・ロスカットの計算にボーナスはふくまれない
XMのボーナスのように、証拠金を強化するという使い方はできないので注意が必要です。
3・キャッシュバックボーナスについて
キャッシュバックボーナスは意外とおいしいのでチェックしておいて損はありません。
1・対象口座は「スタンダード」「セント」「マイクロ」「ゼロスプレッド」口座のみ
2・キャッシュバックボーナスはMT4口座のみ
3・会員ページから申請する必要がある
1ロットあたり2~6ドルがキャッシュバックされる仕組みです。
このキャッシュバックに金額や期間の制限はありません。自由に出金も可能です。
このキャッシュバックについては、落とし穴やリスクはありません。気にせず受け取って下さいね!
FBSで出金拒否?噂の真相を調査!
海外FX初心者が業者を選ぶ時、気になるのが出金拒否ですよね。
ネットやTwitterの口コミを調べた所、今までのところ出金拒否されたという書き込みは見受けられませんでした。
ただし、前述したようにボーナスやキャンペーンの出金に厳しい条件があるため、その関係で出金できないと言われている可能性がありそうです。
FBSがおススメなのはこんな人
FBSは海外FX業者の中でもトップクラスのハイレバ3000倍を誇ります。
そのため少ない資金でもハイレバレッジで一発逆転を狙いたい!という方にはおすすめです。
またコピートレードサービスも提供されているのでコピートレードに興味があるという方にも向いていると言えます。
まとめ
FBSは3000倍と海外FX業者の中でもトップクラスの高いレバレッジで取引ができる業者です。
またコピートレードシステムも提供されているので、運用しているトレーダーの実績を見てその人と同じトレードをすることも可能です。
もちろん資産が目減りするリスクもありますが、うまく運用できれば資金を大きく増やすことも夢ではありません。
豪華なボーナスを受け取っても出金に条件があるため、クリアするのは厳しいのですが「海外FXをお試ししてみたい」という場合、損はありません。
以上のことから考えると、FBSは他の海外FX業者と比較してクセのある海外FX業者と言えるでしょう。
メイン口座として運用するというより、スイングトレードをメインでやっている方や、コピートレードに興味のある方に向いているFX業者です。
特にキャッシュバック率が高いので、上記に当てはまる方は毎日のトレードで活用することで有利なトレードができるでしょう。
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