LANDFXは2014年に設立された、比較的新しい海外FX業者です。
新しい業者とはいえ、2020年にはWorld Forex Award 最高 Trading Platfom を受賞しており、力を付けているFX業者です。
ですが、1つ気になる問題が…。
インターネットでLANDFXと検索すると「出金拒否」や「リスク」といった単語が出てくることがあるんです。
これはなぜなのでしょうか？
この記事では「LANDFXが気になっているけど、ネットの悪評が気になる」という方へ、悪評の理由を徹底調査！
さらにLANDFXを利用するメリットやデメリット、LANDFXを利用すべき人など気になる点を徹底的に解説します！
LANDFXの評判は？出金拒否は本当？悪評が多い理由を徹底調査
インターネット上でまことしやかにささやかれるLANDFXの悪評ですが、調べてみるときちんとした理由がありました。
「LANDFXのリスク」と呼ばれている背景を解説します。
1・DD方式を採用しているから
まず一つ目ですが、LANDFXがDD方式を採用している業者であることがあげられます。
DD方式とは、FX業者がユーザーと1対1で取引を行う形式のことです。DD方式ではFX業者とユーザーは利益相反の関係にあるため、ユーザーの利益が業者側の損失につながります。そのためDD方式を採用しているFX業者には「レートを操作している」「約定拒否された」などの評判がたちやすいのも事実です。
ただしDD方式を採用しているFX業者はスプレッドが狭いという大きなメリットがあることを忘れてはいけません。
もちろん取引の透明性を重視したい！という方にはDD方式を採用しているFX業者はおすすめできません。
反対にトレードにかかるコストはできるだけ抑えたい！という方にはDD方式を採用しているFX業者がおすすめです。
「DD方式とNDD方式はどちらがユーザーに有利？」といった質問がよく寄せられます。
DD方式は取引が不透明な反面、スプレッドが狭くコストが抑えられます。
NDD方式はスプレッドが高くコストがかかりますが、約定力が高いという利点があります。
どちらにもメリット・デメリットがあり、何よりもFXで大切なのは『上がると思うなら買う、下がると思えば売る』ことが大切であり、FX業者がどちらの取引を採用しているかどうかは、利益に関係ありません。
2・取引禁止事項が他社より多いから
LANDFXの特徴として取引に関する禁止事項が他社よりやや多いというものがあります。
例えばスキャルピングは禁止されていませんがEAを利用したスキャルピングや大ロットでの短時間売買をくり返すことは禁止されています。
そのため、自分が思った通りの取引がしたいというこだわりのある方にとっては、こうした禁止事項が煩わしく感じられるようです。
LANDFXで禁止されている取引事項
・両建てでの取引（同一口座内の両建ては可能です）
・アービトラージ(価格差を利用した『さや取り』『スプレッド取引』)
・接続遅延・レートエラーを利用した取引
・ボーナスを悪用した取引
・経済指標発表時のスキャルピング
・大ロットでの短時間売買
・週明け時の窓狙いの取引
・EAシステムを使ったスキャルピング
3・出金拒否の噂があるから
TwitterなどSNS上で「LANDFXに出金拒否された」といった報告があります。
しかし、こうした出金拒否の事例はほとんど前述したような禁止事項に抵触していたことが理由なようです。
特に「ボーナスの両建てアービトラージ」で大きな利益を狙ったユーザーの取引は禁止事項にあたり、こうした取引をしていた方がまとめて出金停止になったことがありました。
LANDFXには取引禁止事項が多いため、自分では知らないうちに禁止されている行為を行っていた…こうした場合は口座が凍結されたり出金停止になったりするので注意が必要です。
実際にSNSでの出金拒否に関する噂を確認してみましょう。
やはり取引禁止事項が多い為、不正取引とみなされてしまい審査になるケースが多いようです。この場合出金までかなり時間がかかってしまうことになりますね。不正取引をしていなくても、LANDFXの匙加減で不正取引とされてしまう可能性があるのも事実。少しでも出金トラブルが起こる可能性を減らすためにも取引前に英語ではありますが利用規約に目を通しておくことをおすすめします。
通常のFX取引をするだけであれば、こうした禁止事項に抵触する可能性は低いかと思われますので、安心してください。
問題なく出金できたという評判も多く見つけられました。また即日着金など出金スピードも早いようですね。
4・サーバーダウンしたことがあるから
2019年6月LANDFXのサーバーがダウンするという悲しい事件が起きました。
もちろんこのサーバーダウンについて損失が出た方は、申請することで損失を補填してもらえましたが、この事件のせいで「LANDFXのサーバーは脆弱である」という噂がたってしまっているようです。
ただし、このサーバーダウンをうけてLANDFXは2019年7月にサーバーを増設しています。
これ以降、LANDFXのサーバーがダウンするということは現在まで起こっていません。
そのためこれからLANDFXでトレードを開始したいという方であれば、サーバーダウンについては気にしなくていいかと思われます。
前回のサーバーダウン時も、損失補填に加えて出金などもできていますので、対応としてはかなり良質なものでありLANDFXは良心的な海外FX業者だと思います。
5・金融ライセンスを取得していないから
LANDFXで度々言われるのがライセンスを取得していないと言う問題です。
現にLANDFXは日本の金融庁から警告を受けています…。
ただし、日本で運営されている海外FX業者は全て警告を受けているので、警告はLANDFXに限った事ではありません。
特に海外FX業者が日本で金融ライセンスを取得すると
『高レバレッジ』『追証なし』などの魅力的なシステムがユーザーへ提供できなくなります。
そのため海外FX業者は「あえて」日本の金融ライセンスを取得していないのです。
そのため「金融ライセンスを取得していない＝怪しい業者」というわけではないので、安心してください。
LANDFXを利用するメリットを紹介
LANDFXの悪評についての理由を調査してきましたが、LANDFXには利用するメリットも多くありますので紹介します。
1・最大レバレッジ500倍の取引が追証なしで！
LANDFXの特徴は最大レバレッジ500倍の取引が、追証なしのゼロカットシステムでトレードできること。
国内のFX業者のレバレッジは規制により25倍となっています。
海外FX業者の中では5000倍などの超ハイレバレッジもありますが、海外FX初心者に超ハイレバ取引は不安な方も多いかと思います。LANDFXは500倍ですので、海外FX初心者でも資金管理がしやすいというメリットがあります。
ロスカット水準は30%と海外FX業者の中でも平均的な値です。
もちろん、追加証拠金不要のゼロカットシステムを採用しているので、気軽に大胆な取引が可能になります。
2・スプレッドが狭い
LANDFXの一番のメリットはDD方式を採用していることによるスプレッドの狭さにあります！
わかりやすいように、スプレッドの狭さを比較してみました。
| ドル/円 | ユーロ/円 | ポンド/円 | 豪ドル/円 | |
|---|---|---|---|---|
| LANDFX | 0.8pips | 1.2pips | 1.8pips | 1.6pips |
| Gemforex | 1.2pips | 1.4pips | 1.9pips | 1.6pips |
| GMO クリック証券 | 0.3pips | 0.5pips | 1.0pips | 0.7pips |
さすがに国内のFX業者には引けをとるものの、海外FX業者の中ではトップクラスのスプレッドの狭さです。
国内のFX業者はスプレッドが狭いのは大きなメリットですが、金融庁の規制によりレバレッジは最大25倍に規制されており、ゼロカットシステムも追加証拠金なし、という仕組みも利用できないのがデメリットです。
3・口座タイプが選べる
以前は「LPボーナス口座」「Live口座」「ECN口座」とありましたが、現在は「LPボーナス口座」がなくなり2つのタイプの口座があります。→2021年3月～LPボーナス口座復活しました。
| Live口座 | ECN口座 | |
|---|---|---|
| 最低入金額 | 30,000円 | 200,000円 |
| 最小取引単位 | 0.01lot | 0.1lot |
| 最大取引単位 | 30lot | 30lot |
| 最大保有ロット数 | 100lot | 100lot |
| 手数料 | 無料 | 7ドル/lot |
| レバレッジ | 500倍 | 200倍 |
| スプレッド | 0.7pips～ | 0.0pips～ |
ECN口座はスプレッドが狭いのが魅力的ですが、最低入金額や最小取引単位が高く設定されているのがネック。海外FX初心者であればLPボーナス口座またはLive口座をおすすめします。
4・約定力が高い
LANDFXは自社HPでも告知しているように、約定力が高いこともメリットの1つです。
公式サイトの説明にも
・Equinix
・Amazon
・RousTech
・PrimeXM
これらのデータセンターと連携するとこで、約定力の高さ、執行速度の速さに力をいれていることが記載されています。
5・MT4・MT5を利用可能
海外FX業者の中ではMT4のみ利用可能という業者が多いもの。ですがLANDFXでは、取引ツールはMT4・MT5が両方利用可能です。両方利用できるということは、MT4からMT5への移行がしやすいのが大きなメリット。
MT4の最新版がMT5なのですが、EAやインジケーターに互換性がないため、なかなかMT5へ移行できないというユーザーも多いですよね…。業者側でMT4とMT5両方を採用してくれれば、最新版への移行がスムーズで助かります。
6・ボーナスキャンペーンが常時開催中
LANDFXのボーナスキャンペーンは、他のFX業者のように期間限定のものではないので、焦って口座開設する必要はありません。主なボーナスキャンペーンは以下の通りです。
10％入金ボーナス+5%リカバリーボーナス
キャッシュバック型の出金可能なボーナスで、初回入金額の10%を支給してもらえるボーナスのこと。
ボーナスが適用される最低入金額は30,000円となっています。
ただし、このキャッシュバックを受け取るには条件があるので注意を必要です。
① 初回入金額に応じて10%のキャッシュバックを受け取る権利がもらえる
② ロスカットされずに規定の取引lotを満たす
(参考：30,000円で6lot、10万円で20lot、30万円で60lot)
③ サポートから10%のキャッシュバックを受け取る申請をする
途中でロスカットされた場合、5%のリカバリーボーナスを受け取る権利がもらえます。
これもサポートに申請する必要があるので覚えておきましょう。
ここまで確認してみると、条件を満たすのはハードルが高めです。
コツとしては初回入金額を少なくして規定のlot数を少なく設定。その後、追加で入金してトレードをくり返していく…。という手法。とはいえ、キャッシュバックされるのは10%なので、オマケ程度に考えるとよいかと思います。
LANDFXを利用するデメリットは？
LANDFXを利用するメリットを解説しましたが、デメリットもあるので説明します。
1・DD方式を採用している
前述した通り、LANDFXはDD方式を採用しているため取引が不透明になりがちな点に注意が必要です。
DD方式はユーザーとFX業者が利益相反の関係になるイコール、ユーザーの利益はそのまま業者側の損失になってしまうため。ストップ狩りやレートずらしなどの悪評がたちやすいのもDD方式を採用している業者の特徴です。
ただしDD方式は、スプレッドが狭いため取引コストを抑えられるというメリットもあるので、ご自身の好みの判断になります。
2・取引禁止事項が他社より厳しい
LANDFXは取引禁止事項が他社より厳しいことで有名です。
もちろんごく普通のトレードをするぶんには、何の問題もありません。
ただしトレードスタイルにこだわりがある方にとっては、この禁止事項は大きなネックになってしまうでしょう。
3・LANDFXの公式HPのニュースは英語表記のみ
LANDFXの公式HPは日本語表記対応ですが、不自然な言葉も多く読んでいて少し不安に感じる方もいるかもしれません。
マーケットの情報配信内容は英語表記のみなので、英語が苦手な方は使い勝手が悪いと感じるかもしれません。
もちろんマーケット情報はTwitterなどのSNSなどでも簡単に拾える時代ですから「公式HPは別に見ない」という方には心配ないでしょう。
LANDFXがおすすめなのはこんな人
LANDFXは取引禁止事項が他社より多いので、こだわりのあるトレードをしたい方だと禁止事項に抵触してしまう可能性があります。
またDD方式を採用しているためスプレッドが狭いぶん、取引に不透明さを感じる場面もあるかもしれません。
MT4・MT5が両方利用できるので、意向を検討中という方にはおすすめです。
そしてボーナスを受け取る条件のハードルが高めです。
30,000円の入金で6lotの取引が必要ですので、最初に入金額を30,000円と少なくし、その後追加で入金してトレードを重ね、短期間で資産を増やしたい…こうした方にはLANDFXが向いているでしょう。
LANDFXの評判は？口コミを確認
SNSでのLANDFXの評判を確認してみましょう。
約定力の高さ、スプレッドの狭さの評判が良い一方で、出金手数料の高さに対するマイナスな評判が目立ちました。ある程度まとめて出金したいところですが、最高出金額を超えてしまう場合は小出しに出金する必要がありますね。
まとめ
LANDFXはDD方式を採用しているため、海外FX業者の中でもトップクラスにスプレッドが狭いことが特徴です。
また2020年にデータセンターを増設したことにより、高い約定力を実現しています。
インターネットで検索すると、以前サーバーダウンしたことによる悪評が目立ちます。しかし、サーバーダウンによる損失についてLANDFXはしっかりと補填をしており、データセンター増設後はサーバーダウンは起きていません。
また、DD方式を採用しているため「レートずらし」「ストップ狩り」と悪い噂がたつこともありますが、FXトレードで大切なのは「上がると思えば買う、下がると思えば売る」ことですから、DD方式かNDD方式かであまり悩む必要はないでしょう。
取引禁止事項が厳しいため、知らずに取引禁止事項に抵触してしまい、アカウントが凍結されたり、出金拒否されたり…という事例があるのも事実なので取引の際は気を付けてください。
最大レバレッジが500倍と高いこと。
ロスカット水準30%のゼロカットシステムで、追加証拠金を気にせず取引ができること。
こうした点から見てもLANDFXでトレードをするのに、大きなメリットがあると言えます。
特にレバレッジが500倍と海外FX業者の中でも落ち着いているので、資金管理がしやすく、海外FX初心者の方にもおすすめです。
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